奈良のデザイン事務所epo(エポ)
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2017.1.6

#04

デザインの「見積書」vol.1

初めまして。営業のツージーです。
営業の肩書はもらっていますが、基本的に事務所に引きこもっています。

「独立して広告デザイン、やっています。」

これほどカッコイイ自己紹介があるでしょうか?

「オシャレなオフィス」「カラフルなデスクチェアー」「フレックスタイム」「スタバでMac」「私服&髪型自由」「黒縁メガネ」「好きなことで飯(メシ)食ってます感」など、素敵なイメージしか湧いてこない、この自己紹介をするためにこの業界に足を踏み入れた方も多いのではないでしょうか?

完全にそっち派だった私は、独立した当初、出会う人全てに、鼻息荒く、この自己紹介をしていました。

名刺交換

ただ、この自己紹介は非常にあいまいで、期せずしてクライアントに対し「私は広告に関する全てのことが出来ます」と、伝わってしまっていたことも多く、その結果、本業であるデザイン以外の領域の業務が発生することもありました。

その時に「出来ません。てへ。」と素直に言えばよかったのですが、自分自身の小さなプライドがそれを認めず、「出来ますよ!余裕ですよ!(鼻息)」と答えてしまい…。

案の定、数多くの失敗をしてしまい、色々な方にご迷惑をかけてしまうこともしばしばありました。

その失敗のせいで、本業であるデザインに使える時間が少なくなってしまい、デザインのクオリティが下がり、クライアントに価値を提供できないという負のスパイラルに…。

もちろん、失敗をしたことで経験できたこともとても多いですが、それは失敗をしても、またチャンスを頂けたクライアントや仲間に恵まれていたからこそだと考えています。

失敗をしない方法はありませんが、私が失敗した時に得たものや、色々な方からアドバイスして頂いた内容などを出来るだけ具体的にお伝えしていきますので、よろしければ参考にしてください。

そして、デザイナーの皆さんがデザインに使える時間を少しでも増やして、デザインのクオリティを上げてもらうことができれば幸いです。

みんなニガテ!?デザインの「見積書」

デザインの見積書

「とりあえず、見積書を出してください」

この言葉が苦手なデザイナーさんも多いのではないでしょうか?
実は営業の私も、その一人でした。そして今も苦手です。

前職で営業をやっていたにも関わらず、苦手な原因として考えられるのは、

◆お金の話をするのが苦手
◆定価や相場がないので、毎回違う見積書になる
◆デザイン業務よりも面倒で地味な作業なので優先度が下がってしまう
◆実は「見積書」が何のために必要なのか分かっていない

という点でした。
逆に上記をクリア出来れば苦手意識がなくなるはずなので、色々と調べたり教えていただいたりした内容を書いていこうと思います。

そもそも「見積書」とは?

「見積書」とは、大きく「案件自体を見積もる」と「見積書」の2つに分類することが出来ます。

「見積もる」とは、
「お金」「商品の仕様」「制作期間・広告期間」「請け負う業務の領域」など、その案件全体の概要を把握して、それぞれにかかる費用や時間などを算出すること。

「見積書」とは、
見積もりした概要のうち、クライアントに分かりやすく、間違いなく伝えるために、書面に記載したもの。

このように定義付けをすると、面倒で後回しにしていた「見積書を出す」ことも、その案件の全体象が把握・管理できて、それをクライアントと共有するといった、広告デザインの一歩目となる業務になります。

次に「見積書」の書き方ですが、これは決まりがあるわけではありません。上記のとおり、クライアントが分かりやすく、間違いなく伝わりさえすれば問題はありません。

その上で、私が気を付けているのは

◆「○○○円~」表記をしない。する場合は、上限を記載する。
◆見積書だけで伝えきれない場合は、別途資料を作成する。
◆同じ内容をもう一度、電話やメールで説明する。

お金の話をするのは非常に気を使います。だからこそ、そこから始まる案件で無用なトラブルを避け、いいデザインをするために、早めの「見積もり」と「見積書」の提出を。

次回は、商品別の「見積書に記載する項目について」を書かせていただきます!

この記事を書いた人

営業辻 哲治

 

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