奈良のデザイン事務所epo(エポ)
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2017.1.27

#07

ペルソナデザインについて

広告デザインにおけるペルソナ設定

どうもみなさん、おはこんばにちは!! デザイナーの石田です。
あー、頭が沸騰する、タバコとコーヒーが増える、熟睡出来ない・・・。今更ながらデザインって難しいもんですね。っとネガティブな発言からのスタートです。
さて、今回はそんな自分自身が頭を整理する為に、デザインを作る前の段階で必要な「ペルソナデザイン」についてお話していければと思います。

クライアントとエンドユーザーの目線

クライアントから中々デザインのOKが貰えない・・・。デザイナーなら誰もが経験することだと思います。この多くの原因が『明確なターゲットを想定していない・共有していない』場合がほとんどです。

『いやいや、ターゲットぐらい想定してるよ』と思うかもしれませんが、本当にそうですか?
●20代の女性が好みそうな感じの商品なので可愛いデザインに仕上げました。
●40~50代の男性に向けての商品なのでカッチリしたデザインにしました。
これも正解の一つではあるのですが・・・。もっと掘り下げて考えれば色々なものが見えてくると思います。

ペルソナデザインを決める
ペルソナデザインとは「クライアントが提供する商品にとって最も重要なモデル」を定義することです。ターゲットを『スペック』とするならペルソナは『人物』となります。この人物像は具体的であればあるほど明確な基準を持ってデザインを進めて行くことができます。
具体的には・・・
年齢、性別、居住地、職業、勤務先、年収、家族構成だけに留まらず、その人の生い立ちから現在までの様子、身体的特徴、性格的特徴、人生のゴール、ライフスタイル、価値観、趣味嗜好、消費行動や情報収集行動などなどを含めて、あたかも実在するかのような人物像を設定します。

ペルソナデザインを作成するメリット
商品やサービスにとってターゲットを明確にすることは非常に重要です。しかし、クライアントがターゲットを絞りきれていなかったり、担当によって描く人物像がまちまちになってしまっている場合があります。また広告を作る上での表現や印象などがバラバラとなり、結果としてメッセージが伝わらないといったことにも・・・。

そこで、デザイン制作を行う前にペルソナイメージをクライアントに提示し、間違いがないか、自分の想像は合っているかの確認を行うことでより明確な方向性を共有することが出来ます。

その結果・・・
●ターゲットを分析することでユーザーの実態に対する理解が深まる
●意識のズレを防ぎ、よりユーザーの視点を持つことができる
●議論の質が高められ、判断が迅速に行える
となります。

ペルソナデザインを過信しない

ここまで出来れば後は早いものです!!
ペルソナが目を引くキャッチコピーや、欲している情報を載せれば完成!!
さらに異性からモテモテにありました!!
・・・とは中々なりません(T T)なる場合もありますがなりません!
モテモテにはどっちにせよなりません!!

何故か!
それはペルソナイメージが想像でしかないからです。実際に想定していなかった層に売れたり、ターゲットを絞り込みすぎた為、その周辺の見込顧客を逃してしまう場合もあるからです。

ペルソナデザインのグループを増やす
そんな市場とのズレを無くしていくには、顧客からのフィードバックを分析し、ペルソナを随時更新していくことがさらに重要となっていきます。また一つに固執せず、ターゲットのグループを増やしていくことでまた新たなペルソナが浮かび上がってくるのです。
そうです! ローマは一日してならずなのです!!
しかし、デザインは一日で仕上げてなのです!!(T T)

まとめ

しかしながら、ペルソナデザインの有用性は理解して頂けたかと思います。デザインの足掛かりに悩んでいる方、クライアントとのズレを防ぎたい方など活用してみてはいかがでしょうか。
斯く言う私も分析し、実践しているのですがまだまだ精度が低く、デザインに落とし込むのに手間取っていますが・・・。
なぜなら! 絶対に正しいデザインはないのだから!!

おあとがよろしいようで。

この記事を書いた人

デザイナー 石田 良太

 

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