2017.1.13
#05
こんにちは、デザイナーの石田です。
今日は『私がデザイナーになる切っ掛けをくれた映画TOP3』を発表したいと思います。個人的な感想が多分に含まれていますので予めご了承ください!
そして友人達にさえ映画を熱くおススメしても観て頂ける確率は10%にも満たないのは知ってます! 知ってますとも(泣)
それでも・・・
今では一般的なCG(コンピュータグラフィック)をテスト的に使った映画が多く作られ始めた1993年。代表的な作品としては『ターミネーター2』等が知られていますが、まだストップモーションが主流だった時代に『これがCGの力だ』と言わんばかりに公開された映画が『ジュラシック・パーク』である!!
ストーリーは・・・
古生物学者(恐竜の研究・化石発掘等)である主人公は古い友人からある島への招待を受けます。
その島の名は『ジュラシック・パーク』。研究所か博物館でもオープンさせたのか?と思い島へ出向く主人公でしたが、そこで目にしたものとは?
ってのがあらすじです。
当時の私(14歳)は両親が映画好きで鑑賞する機会が多く、その日もいつもの様に家族と映画館にいました。「恐竜の映画だよ」ぐらいの説明しか受けていない私でしたが冒頭で驚きのあまり席を立ちあがってしまったのです・・・
そこには本物の恐竜が!!!
映像越しですら感じれる息遣いや、躍動感! 匂いさえ届いてきそうなそのリアリティーを今でも鮮明に覚えています。そして、映画の中の博士が「科学の力でDNAから恐竜を復活させることに成功した」っていうセリフを本気で信じてしまったくらい当時の私はピュアだったんですね。
今思えば、パソコンやCG等に強い興味を持つ切っ掛けをこの映画がくれたのだと思います。
そしてデザイナーとなった今でも、いつか映画を撮りたいと密かに計画中・・・。
皆さんは小説など物語の世界に行ってみたい!っと思ったことはありませんか? もしくはあまりにも読むことに没頭し、本の中の世界に入り込んでしまった経験は?
1985年に公開させれた映画『ネバーエンディング・ストーリー』はそんなお話・・・。
ストーリーは・・・
母親を亡くした少年バスチアンは父と2人だけの寂しい生活を送っていた。ふさぎ込みがちなバスチアンはいじめられっ子にも目を付けられ、とある書店へと逃げ込んだ。そこで不思議な本『ネバーエンディング・ストーリー』と出会うことに。しかし、売ることを渋る店主。どうしても読んでみたい衝動に駆られたバスチアンは出来心でその本を盗んでしまう。そして読み進める中で次第にその世界に没頭し始めるのだった。
その世界とは「無」によって崩壊の危機に瀕した異世界「ファンタージェン」を救おうとする勇者のお話。幾多の危機を乗り越え希望を探すも、結末は思わぬ形を迎える。果たして異世界を救う方法とは・・・。
この映画を初めて観たのはTVの洋画劇場でした。ファンタジーというものを初めて知った私は親に催促して原作の本を買ってもらったのです。まだ8歳だった私が小説を読めるはずもなく、わからない漢字一つひとつを教えてもらいながら半年もの時間をかけて読破したのを覚えています。
ストーリーはもちろんのことですが、創造する楽しさを私に教えてくれたのはこの映画だったのでしょう。そして、それは今でも活かされています。
唐突ですが悪戯=遊び心って大事ですよね!! まーされた側はたまったもんじゃないでしょうが。私は大体される側です・・・。
さて最後に紹介するのは1998年に上映されたサスペンス映画『ゲーム』!!
ストーリーは・・・
ある投資銀行を経営する主人公は漠然とした不安に襲われていた。ただただ不安なのである。
そんな折、主人公の弟が誕生日祝いにとある会社への招待状をくれるのであった。そこには・・・
”人生が一変するような素晴らしい体験ができる”
普段ならそんなものに興味を抱かない主人公だったが、少しでもこの不安が紛れるのならばとその会社の招待を受け登録することに。
数日後・・・。その『ゲーム』は唐突に始まった。最初はちょっとした謎解きを楽しむ余裕もあった主人公だったが、それは徐々にエスカレートし、命の危険を感じるほどに!!
登録を解除しようとその会社に出向くがそこはすでにもぬけの殻・・・。
それでも『ゲーム』は続く・・・。
この映画、最後の15分がすごい! 凄すぎる!!! 緊張感120%に偽りなし!!
今までにも多くの映画を観てきましたがこれ以上のラストに出会ったことがありません!
デザイナーに必要な『とことんまで拘った遊び心』を学ばせていただきました!!ありがとうございます! もーこの映画は観て頂ければわかります! お願いします! 観てください!
さて、読み返してみるとデザイナーになる切っ掛けではなく、ただ好きな映画をすすめただけの記事になっているような気がしますが・・・。まー好きなことをとことん突き詰めるってことはデザイナーにとっての大事な資質だと思います。私はそれが映画だったのかもしれません。皆さんも一度自分の趣味を見直し、それが今の人生にどう影響したか分析してみると面白いかもしれませんね。
では、今日はこのへんで・・・。